効果で序盤を耐えるような奇形デッキに強いんじゃないか?と少し注目している《ホーリースカイ》ちゃんについて今回は掘り下げてみます。今更ですが、擬人化したらこんな可愛くなるとは思わなかったですね・・

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《絶界》と同じく除去のされにくさを活かして、自軍のスクエアを固めたり、切り込んでいくのが仕事になります。また、基本的には戦闘破壊されると思うので、攻撃を誘発できたり、チャージになりやすいというのも同様の強みです。自分の効果の対象には選べる点が《絶界》と比べて一番のメリットで、例外の除去効果もあるというのがネックになるでしょうか。特にリソース送りは《阿那婆達多》がいるので気をつけたい。《絶界》の比較をまとめると
 
【長所】 
・プレイヤー指定及び種族指定がない
・対象を問わない効果も防げる(全体ダメージなど)
・自軍の対象を取る恩恵は受けることができる
【短所】
・リソース送り、デッキバウンス、除外には無力
・パワーが低い
・同コストのライバルが強い

【相性の良いカード】 
《滑翔する追撃者ゲシュヴィント》
コストは減りますが、パワーは減りません。プレデター以外で全体パワー低下を防げるのは《ホーリースカイ》ちゃんくらいなものです。コストが減るデメリットも行き着くところは破壊やバウンスなので結果的には無問題。主な使い方としては相手の9000の安全な処理でしょう。流行りの《ノーブル》や《クロエ》なんかがターゲット。受け身な能力ですが、自前で恩恵を得られるようになった非常にいい感じ。
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《孤高の魔神エトナ》
攻撃耐性がある《エトナ》と効果耐性ある《ホーリースカイ》の組み合わせ。《エトナ》をプレイヤースクエアに置いて守るように《ホーリースカイ》を配置すれば、除去してから攻めにくくなり強固な防御陣を築くことができます。揃わなくても《ホーリースカイ》はチャージになりやすいので、コスト面でも役に立ってくれるはず。
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《孤影の幽囚ソリトゥス》
蘇生対象でチャージになりやすいという点からピックアップ。何度も相手に除去しにくい二面を迫れるのは強い動きです。《ホーリースカイ》はパワーが低く沢山は入れにくいので、枚数を抑えても状況に応じて引っ張ってこれるというのがありがたい。主に詰めやプレイヤー横を守るのが仕事になると思います。
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純白の冠詞がついていますが、紹介したカードは真っ黒。上で挙げた以外に、残しやすさを生かして青の移動能力も相性いいんじゃないかと思ってます。地味に《ラスダーシャン》効かないですしね。自軍へのデメリットや行動に反応してのデメリットがあるカードが出るたびに思い出したいカードです。