最近《タルティニ》《グラディアトール》なんかの使いやすい移動能力持ちが登場してきていますよね。青色の新しいシリーズにマーメイドの《XIフラッグス》なんか展開される予定ですし、《ダームスタチウム》なんかの組み合わせたくなるようなカードも増えてきました。今回は次のスターターの《ルートヴィヒ》についてご紹介。

《XIフラッグス ルートヴィヒ》
5/青/マーメイド/7500
[起]<スリープ>◎のスクエアにあるバトル中でないゼクスを1枚選び、
ゼクスのないノーマルスクエアに置いてよい。その後、カードを1枚引く。
  ◎□◎
  ◎◎◎
  ◎◎◎
    ▲
c12_003
移動能力とドローを持ち合わせた青のアドバンテージの塊ようなカード。起動効果である点も組み合わせしやすく、毎ターン効果を使えるので相手にとっては残せないカードになるでしょう。スリープがコストでそこそこのサイズもあるので相手の低パワーを持ってきて倒さずに壁にするといった戦術(下の図のような感じ)が取りやすそう。上書きで対処されても結果的にチャージを与えないことになるので悪くはないでしょう。相手が赤系のダメージ主体だと効果薄なので注意です。
移動解説その1

 【長所】
・敵味方問わずの移動能力
・ドロー効果がある 
・維持できた時の毎ターンのアドバンテージ
【短所】 
・自分のプレイヤースクエアに移動は不可
・スリープがコストなので引っ張ってきて一緒に殴るという戦法は取れない
・ライバルが多い5コスト

【相性の良いカード】
《誇りのフィエリテ》
プレイヤースクエアには戻せない弱点を補ってくれる元祖10500の《フィエリテ》さん。毎ターンドローしつつレンジのようにいろんな場所を殴ることができます。《デスティネ》《シャリーノ》を採用すれば自軍の防御力が上がるので上の図で紹介した戦術がとりやすくなり色的にも相性が良さそうです。1弾のカードではあるものの移動系と組み合わせたい再注目カードです。
B01-056-01_m

《メガトンフィスト ミザール》
ドロー能力が付いていることをより活かすのであれば《ミザール》がいい感じです。パワーを上げながら接近して殴りにいくというかっこいい攻め方をしたり、《ルートヴィヒ》を立たせたまま残せば《ブケファロス》の様な守るような動きもすることができます。ついでに自軍のゼクスや攻撃が終わった相手のゼクスを邪魔するように攻撃参加出来る場所においてあげれば攻めにくくなること間違いなし。
B05-034-00_m

《烈火の戦乙女ブリュンヒルデ》
数を指定しない除去の代表格としての紹介です。他には《ディスティニーベイン》《ミーティアリゲル》何かがいますね。移動能力を使う上で必要なスクエアを確保してくれる他、戦闘破壊せずに後回したゼクスを一掃することができます。特に《ブリュンヒルデ》と組み合わせることで移動でチャージ送りを防ぎ、除外でチャージ送りを防ぎといった具合にイグニッションを封殺するようなプレイができると強力です。
c12_012


 《ミザール》《ブリュンヒルデ》も《灼熱の暴竜》に収録されているのですぐ試せそうなコンボです。《XIフラッグス》には人気が高そうな《サリィエール》やストーリーに少し出ていた《ルチア》辺りが抜擢されそうかなと予想します。