今回は12弾の白SRの二枚目である新フォスフラムについて考察していきます。八千代とさくらはやっぱりセットで強化されないとですね。

《御使いの後見者フォスフラム》
7/白/セイグリットビースト/10500
[起]<手札にあるカードを一枚トラッシュに置く。>
あなたのプレイヤーが「上柚木さくら」の場合、あなたのチャージにあるコスト4以下のゼクスを2枚まで選び、スリープでゼクスのない◎のスクエアに登場させる。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに一回しかプレイできない。
  □□□
  ◎□◎
  ◎◎◎
   ▲
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 プレイヤーの「上柚木さくら」もプレイヤーとして選択しやすくなりました。色の種類問わずに二体も召喚できるのは強いです。様々なコンボが考られますが、《賢者フォスフラム》なんかでしっかり登場させるスペースを確保しておきたい所です。同弾の《ラスダーシャン》が少し怖いところですが戦闘破壊してから使えば問題なしですね。

【長所】 
・10500の高パワー
・対処のゼクスに色指定がない
・追加のリソースコストがない
【短所】
・スクエア指定により攻撃には向かない
・4コスト以下の低コストのみ
・スリープで登場する(追記)

【相性の良いカード】 

セイグリットビーストサポート
《聖獣オーラムシュフシュ》
 真っ先に思いつくのが11弾のこのカード。居るだけで《御使いフォスフラム》自身も恩恵を受けられ、殆どのゼクスを突破できるようになるのが一番のメリット。単騎で7500まで破壊できる4コストのアタッカーとしても運用できるので腐ることはないでしょう。《聖獣オーラロック》や《聖獣オーラヘケト》なんかで追い打ちをかけても良さそうですね。
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登場にアドバンテージを取れるカード
《時幻斬撃バークリウム》
二枚同時に登場させることができるので相方がバニラであれば即座にドローをすることができます。実質手札を消費せずゼクスを展開できるようになり、相手が息切れするまで《後見者フォスフラム》の効果を毎ターン心置きなく使えます。色に合わせて《メモリア》や《鎌鼬》あたりも使いやすそうです。
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チャージを調整するカード
《守護者のまどろみ》
チャージの調整と防御を両立できる素敵なイベント。《御使いフォスフラム》は毎ターン使える起動効果なので是非とも維持したい。守りきれなかったとしてもチャージに展開先を仕込みつつ回収できるので《御使いフォスフラム》を使い続けることができます。《賢者フォスフラム》とも同様に相性のもいいですね。チャージは増えないので《ルクスリア》や《マロエル》なんかのサポートが欲しいところです。
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 セイグリットビーストのデッキがかなり強化された他、《牡丹》や《アスモデウス》などフィールドに複数のゼクスを要求するZ/Xレアデッキも少し組みやすくなりました。特に《アスモデウス》にとっては自身も4コストで《オーラムシュフシュ》なんかの組み込みやすいアルターフォースもいるので朗報です。

スリープで登場する効果でした!以下は「リブートで登場ならこういうことできるのになぁ」という間違い文の跡地です。ご指摘ありがとうございました。
《プラズマパルチザン レチクル》
 スリープがコストですが、スクエアの指定から攻撃参加できないことも割とあると思うのであまり気にならないと思います。1枚ドローとシンプルな効果ですが、実質手札を消費せずゼクスを展開できるようになり、相手が息切れするまで《後見者フォスフラム》の効果を毎ターン心置きなく使えます。バニラ多めなら12弾の《バークリウム》も良さそう。コントロール寄りで組むならドロー要素は欲しい。

《金管楽鬼エリス》
 《レチクル》と同じくスリープがコストの一枚。一緒に出した相方を前線に出したり、相手ゼクスを引き寄せたりして少し攻撃的に使うことができます。《御使いフォスフラム》が起動効果なので攻撃後に守るように配置し直して、次のターンに備えるのもよさそうです。《ルチル》や《ノンノ》など他にも候補はあるので《ラスダーシャン》と組み合わせると面白いデッキができそう。

《贋作魔人コンスルーラ》
 擬似レンジのように使える一枚。さくら専用には《すれ違う想い》や《賢者フォスフラム》なんかの強力な全体低下があるので比較楽に破壊対象を広げることができます。追加のリソースコストがあるのが少しネックですが、プレイヤースクエアを狙えるのは強いです。種族違いで《帽子だけプリニーのフーカ》もいて5枚以上採用できるので戦術として確立させやすいのもメリットになるかも。